パブリックコメントの募集について(お知らせ)
「自動車の高度化に伴う安全確保策のあり方検討会」において車検時等の点検方法の見直しについて検討し、令和5年3月に5つの点検項目についてOBD機能を活用した確認を認める改正が行われました。
今般、新たに一部点検項目でOBD機能を活用した確認等が可能であることが確認されたため、自動車の点検及び整備に関する手引(平成19年国土交通省告示第317号)について、所要の改正を行うことが検討されています。
これについてパブリックコメントが募集されていますのでお知らせいたします。
<e-Gov(イーガブ)>パブリックコメント:意見募集案件
【案件番号:155250922】行政手続法に基づく手続
自動車の点検及び整備に関する手引等の一部を改正する告示案に関する意見募集について
募集期間:令和7年5月27日(火)~令和7年6月25日(水)(必着)
改正概要
目視等により直接確認する従来の点検方法に加え、OBD機能を活用した確認方法等も認める改正を行う。その他、所要の改正を行う。
ブレーキ・ペダル
- 踏みしろ、ブレーキのきき(日常点検)
- 踏み込んだときの床板とのすき間(定期点検)
点検方法
ブレーキ・ペダルの操作量の異常を検知するセンサが装着されている自動車にあっては、OBD機能を活用した確認も可とする。
倍力装置(ブレーキ・ブースタ)
- 機能(定期点検)
点検方法
電動倍力式の倍力装置が装着されている自動車にあっては、OBD機能を活用した確認を行うこととする。
一酸化炭素等発散防止装置
- 二次空気供給装置の機能(定期点検)
- 排気ガス再循環装置の機能(定期点検)
点検方法
J-OBDⅡ又はWLTP-OBDが装着されている自動車にあっては、OBD機能を活用した確認も可とする。
公布:令和7年7月頃(予定)
施行:令和7年10月頃(予定)